CDやDVDの正しい保存方法とは?

CDやDVDの正しい保存方法

CD/DVDとは?

私たちの生活に身近な存在のCDとDVD。それぞれCompact Disc(コンパクト ディスク)と、Digital Versatile Disc(デジタル ヴァーサタイル ディスク)を略した呼び名です。
※Versatile=多目的
どちらも形状や見た目はほぼ変わりませんが、まず音源の記録用としてレコードの代わりにCDが誕生し、後に映像記録用として開発されたのがDVDです。後者は片面でCDの7倍近い記録容量を持ち、映画やドラマ等を家庭で気軽に楽しめるのが特徴です。
この二つのデジタルメディアは、レコードやビデオテープしかなかった時代と比べ、簡単に大きな情報を正確に記録&再生でき、さらには薄くてコンパクトでアナログメディアよりも劣化しにくいメリットから、世界中に普及しています。

VHSからディスクへ

現代では、CDに代わってスマホやその他メディアへのダウンロード市場が拡大し、DVDに代わってBD(ブルーレイディスク)も広く普及しつつあります。コンテンツの多様化や、より高度な技術開発によって、今までも主流のメディアは度々入れ替わってきました。しかし現在でも音楽や映像を「有形物」として楽しむのはCD/DVDが最もメジャーであることに変わりはありません。その理由の一つに、ジャケットやブックレット等の「付加価値」に魅力を感じている方が多い点が挙げられます。

音質や画質や手軽さにこだわれば、より新しい技術に目を向けることが良策ですが、あえてパッケージに入ったディスクを保有する事は、その作り手や作品のファンとしての所有意欲や喜びが満たされるのです。又、上位規格品と比べて安価に購入でき、保存が簡単である点でも、CD/DVDの人気が衰えない理由と言えます。新しく発売される物だけでなく、若いころに買ったCDやDVDを青春の思い出として大切にしている方も多いですね。

人気が衰えないCD/DVD

さらに、CD/DVDは思い出の記録用や、パソコンのデータ保存などにも広く使われています。
映画やテレビドラマ等、公式に販売されている商品であれば万が一ディスクが読み取り不可になったり無くしても再度入手出来る可能性が有りますが、個人用のデータはそうはいきません。間違った取扱い方法や保管方法を続けると、アナログメディアよりも早く劣化する恐れもあり、最悪の場合数年で取り返しのつかない状態に陥ることもあるのです。
正しい保存方法を知って、大切なディスクと思い出を永く楽しみましょう。

CD/DVDの構造について

CDやDVDは光学ディスクと呼ばれる規格の一つです。ディスクは直径12センチの円盤状のプラスチックか、ポリカーボネート製のものが一般的です。レコードやフィルムタイプのカセットと違い、レーザー光線を当てて再生する為、読み取り時にディスクの劣化が無く、半永久的に使用できると思っている方も多いのではないでしょうか。しかし実際は、記録用であれば記録回数によって使用限度がありますし、以前ちゃんと読み取り出来たはずのディスクが何故だか読み取り不可になってしまう…という経験、ありませんか?

このディスクは読み取りできません

CD/DVDディスクは、どちらも厚さ1.2mmと薄く、印刷層、保護層、反射記録層、樹脂層というような多層構造で出来ています。印刷層は、映画などの市販品ならタイトルや画像が印刷されている面の事で、樹脂層というのは、読み取りする方のキラキラした面の事です。
この1.2mmの薄い中に沢山の情報が書き込まれているのですから、表面の傷には弱く、特にCDは印刷層と記録層が隣り合っており、その距離は10μm(0.01mm)とかなり近いので、少しの傷が音飛びや読み取り不可の原因となってしまいます。
変わってDVDディスクは規格が多数存在していますが、記録層に関して言えばCDよりも中心に存在しています。しかしより多くの情報を書き込む為、0.00074mmの緻密な間隔で情報を記録しており、小さな傷やほこり、指紋で再生に支障がきたしてしまうこともある為、繊細な扱いが大切なのです。熱やカビにも弱いので、しっかり防湿できるOPP袋などでジャケットごと保存することをオススメします。

傷やホコリに注意して保存する必要がある

CD/DVD長く楽しむ為の保存方法

①正しい保存方法とは
ディスクのみを保存できるファイルなども有りますが、不織布との接触で傷が付いてしまうことが有ります。ほこりや傷を防ぐには、極力購入時のジャケットごとOPP袋に入れて立てかけて保存しましょう。
一定の温度かつ低湿状態を保つことが最適な保存環境です。直射日光が当たる場所や空調で温度変化が著しい場所に保管する事はやめましょう。冷暗所から常温に戻すときにも温度変化でダメージを与えかねないので、冷蔵庫に入れるなどの過剰なケアも禁物です。再生のたびに温湿度の変化にさらしてしまうことになります。

OPP袋に入れて立てかける

②使う時に気をつける事
ディスクを取り扱う際は、中央の穴と外の円周部分を指で挟み持つようにしましょう。落とさないようにすることが第一ですが、指紋や汚れを付着させないようにすることも大切です。
万が一指紋やほこりが付着してしまった場合は、中心から外側に向かってそっと優しくふき取りましょう。ティッシュや布を使うのは、傷を付けてしまう可能性があるので禁物です。めがね拭きやカメラ用の布を使うのがオススメです。使用後はまたケースに戻し、OPP袋へ封入すれば湿気を防げるのでカビやほこりを防ぐことが出来ます。

円周部分を指で挟むように持つ

③記録用のCD/DVDの注意点
記録用のディスクへ内容や日時を書き込む際は、専用のサインペンを使うかラベルを貼ることをオススメします。ボールペンや先の硬いペンで書き込みをすると、印刷面のみならず記録層へ傷を付けてしまう可能性が有ります。書き込んだ後に再生できたとしても、上記のような保存法を怠れば、記録層や反射層がはがれてしまったり、腐食やカビで気づいたときには手遅れになってしまうことが有ります。また、一度貼ったラベルは剥がさないようにしましょう。

専用のサインペンを使うかラベルを貼る

書き込んだ直後に傷が影響を与えていなかったとしても、適切な保存をしなければ大切なCDが取り返しの付かないダメージを受けてしまうことがあります。微細な傷に湿気や指紋の皮脂が影響して、反射層まではがれる恐れや、目に見えないカビが生えたり腐食することも有ります。大切なディスクには「温湿度対策」「傷を付けない」ことが最も重要です。
CD/DVD用OPP袋(透明袋)を使えば、簡単に保管できて永く楽しめますよ。

CD/DVD用OPP袋で簡単に保存

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